HISTORY
フロインドリーブの歴史

Heinrich Freundlieb
初代ハインリッヒ・フロインドリーブ
Heinrich FreundliEB
初代ハインリッヒ・フロインドリーブは早くに両親を亡くし、14歳でパン屋の見習いとして働き始め、18歳からはベーカーとして10年間ドイツ海軍に従事しました。
第一次世界大戦中に日本軍の捕虜となり、日本で迎えた終戦の翌年には敷島製パン株式会社の初代技師長に就任。本社工場の設計をはじめ、 1921年まで技術面全ての指示を任されていたとされます。
1924年日本人の妻ヨンと2人で神戸の中山手に「フロインドリーブ」を開店。本格的なドイツパンを日本に広めたとされる夫婦の歩みは、後にNHKの連続テレビ小説「風見鶏」のモデルとなりました。
お店の営みは順風満帆でしたが、第二次世界大戦中には神戸大空襲により、店舗が入っていた建物が全焼するという事態に見舞われます。
失意の中、隣接地に土地を借り、終戦の翌年にやっとの思いでお店を再開しました。

Heinrich Freundlieb II
ハインリッヒ・フロインドリーブ2世
Heinrich FreundliEB II
1920年長男ハインリッヒ・フロインドリーブ2世誕生。
ドイツで製菓を学びドイツ国家マイスター資格に合格。1951年に妻と2人の子供を連れて日本に帰国した後、1955年に有限会社ジャーマン・ホーム・ベーカリーを設立し代表取締役に就任しました。
初代から受け継いだパンに加えパイやクッキー等の洋菓子にも力を注ぎ、お店の経営は次第に回復しました。

Hella Freundlieb Uehara
ヘラ・フロインドリーブ上原
Hella FreundliEB Uehara
1990年にはヘラ・フロインドリーブ上原が3代目として代表取締役に就任。
経営も安定し、再度順調な軌道に乗ったと思われた5年後、阪神淡路大震災が発生し店舗も工場も甚大な被害を受け休業状態に。
しかしながら、お店の再開を願う多くの皆様の寄せ書きに励まされ奮起し、そのような状況下でも5ヶ月あまりで営業再開を果たしました。ただ、再開はしたものの全壊の指定を受けた店舗での営業は困難を極め、思案を重ねていた折、目に留まったのはヘラ社長夫妻が結婚式を挙げた思い出深い旧神戸ユニオン教会でした。
1999年に店舗・工場を現在の生田町に集約、現在では教会の神秘的な雰囲気の中で、伝統ある自慢のパンを使用したサンドウィッチをお召し上がりいただけるカフェもオープンし、連日ご好評いただいております。
- 1884年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ(初代)、
ドイツのテューリンゲン ユェツェンバッハに生まれる。
- 1902年
- ドイツ海軍に入隊、軍艦エムデン号のベーカーとして勤務、青島(チンタオ)で退役を迎えるまでの10年間海軍生活を送る。
- 1912年
- 青島にてパン屋を開業。

- 1914年
- 第一次世界大戦勃発。徴兵にて軍隊へ復帰。
- 1917年
- 日本軍の捕虜となり名古屋の捕虜収容所にて終戦を迎える。
- 1919年
- 終戦後も日本にとどまり、敷島製パン株式会社に
初代技師長として迎えられる。
- 1920年
- 高木ヨンと結婚。
長男ハインリッヒ・フロインドリーブ2世誕生。 - 1924年
- 神戸の中山手1丁目に妻ヨンとパン屋を開店。


- 1932年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ2世、単身渡独しドイツの菓子屋(ドルトムント ベックマン社)に見習いとして入社。
- 1935年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ2世、ゲセレ試験(ドイツ国家技術者試験)に合格。

- 1940年
- 神戸市内に約10店舗に及ぶパン・洋菓子店、
レストランを持つに至る。 - 1944年
- ヘラ・フロインドリーブ・上原誕生。
- 1945年
- 神戸大空襲により市内全体が焼け野原となる。
- 1946年
- 神戸市中山手通1丁目に30坪の土地を借り、商売を再開。

- 1949年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ2世、ドイツ国家マイスター試験に合格。
- 1951年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ2世、妻と二人の子どもを連れて帰国。
- 1955年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ2世、有限会社ジャーマン・ホーム・ベーカリーを設立し代表取締役に就任。
初代ハインリッヒ・フロインドリーブ死去(享年72歳)。


- 1970年
- ヘラ・フロインドリーブ・上原、結婚。
現在の店舗である旧神戸ユニオン教会にて挙式。
- 1977年
- NHK連続テレビ小説「風見鶏」が放送される。
- 1990年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ2世、代表取締役会長に就任。
ヘラ・フロインドリーブ・上原、代表取締役社長に就任。

- 1995年
- 阪神淡路大震災発生。甚大な被害を被り休業状態となるが、同年、工場・店舗の修復工事終了し営業を再開。
- 1997年
- 大丸神戸店復興グランドオープンに際し、フロインドリーブ大丸神戸店を出店。

- 1999年
- 神戸市中央区生田町の旧神戸ユニオン教会跡地に本店機能を移転。教会堂を改築した建物は同年9月文化庁より登録有形文化財として登録される。
- 2001年
- 第11回BELCA賞ベストリフォーム部門受賞
- 2002年
- そごう神戸店(現・阪急神戸店)に出店。
- 2010年
- 映画「阪急電車」の撮影にカフェが使用される。
- 2013年
- ハインリッヒ・フロインドリーブ(2世)死去(享年92歳)。

- 2023年
- ヘラ・フロインドリーブ・上原、代表取締役会長に就任。
岡崎三葉、代表取締役社長に就任。
2024年
おかげさまで創業100周年。
これからも昔ながらの製法を守り
伝統の味をひとつひとつ丁寧にお届けしてまいります。


